





キャスト幅が満足に取れないような源流エリア。「巻きの釣り」では誘えない狭さ。そしてヘビーウエイトのシンキングミノーでは着水するとすぐに着底してしまうため、じっくりと誘うことができない。このようなポイントでは、1g~2g台の軽いミノーを使わないと、勝負ができないことになります。ラフター38-切口-は、源流のさらに奥にあるポイントで真価を発揮してくれます。ラフターシリーズでは最もしなやかなブランクは、軽めのルアーもストレスなくキャストできる源流特化型ロッドです。
切口(キリクチ)とは、紀伊半島に生息するイワナ(ヤマトイワナ)の地域個体群のことです。熊野川水系の源流域が生息地として知られていますが、生息地は永年禁漁区として保護されています。また、以前はこの禁漁区以外にも生息していたという記録が残っており、現在も禁漁区以外での捕獲例も見られます。紀伊半島、主に奈良県の年配の釣り師や山師は、今でも原種だけでなく放流されたイワナのことも「キリクチ」と呼び、民俗学的にはキリクチはイワナの方言としても取ることができます。この貴重な魚の名前を冠する「ラフター38-切口-」は、源流域での釣りに振り切った特化型ロッドです。
Length 3'8" ft(1.16m)
Weight 63g
Section 3pcs
Lure 1g~5g
Line PE0.2~0.6
Carbon 99%
日本製